Harper’s BAZAAR(ハーパーズ バザー) 2021年11月号 (発売日2021年09月18日)

2021年9月18日発売 / ハースト婦人画報社
紙版 : ¥730

2021年11月号 (発売日2021年09月18日) 内容紹介


1.片岡千之助が表徴するセルジュ・ルタンスの世界
かつてセルジュ・ルタンスは、資生堂のビジュアルアイデンティティを構築するうえで、
フランスの思想家、ロラン・バルトの『表徴の帝国』に言及していたという。
いわく「西洋の女形はひとりの女性になろうとする。東洋の俳優は、
女性の表徴を組み合わせること以外のなにものをも求めない」。
21世紀の歌舞伎界を担う片岡千之助が彼なりの解釈で、セルジュ・ルタンスの世界を表現する。


2.アートと暮らす家
好きなアーティストが、または友人が作ったアートを部屋に飾ること。
それは、自分とは違う誰かの視点をインテリアの一部にして新しい空気を運び入れることかもしれない。
さまざまな作品をインテリアの主役にして暮らす、5人のアートラバーをご紹介します。


3.夢から黄金を紡ぐ、モードな詩人
アレッサンドロ・ミケーレのクリエイションの源となる知的好奇心や神秘なるものへの憧憬など、
現在の心境について語りつくす。
モデルにルー・ドワイヨンを起用した優美なハイジュエリーコレクションの紹介とともに。


4.アメリカを描いた芸術家、ジャスパー・ジョーンズ
輝かしいキャリアにも謙虚にしておごらず、常に新たな制作と向き合い、
自身の言葉で語ることは避けてきた沈黙の人。
ついに今年、謎めいたアーティストの心の内をのぞくチャンスがやってきた。


5.ファッションの冒険者たち
ファッションは、心にあふれるパッション、そして生き方そのものを映し出す。
アイコニックな個性を持つ人々のパーソナルなスタイルは、
私たちを勇気づけるインスピレーションの宝庫。


6.情熱と冗舌な服と
グラフィカルなコートに歩道を占拠してしまいそうなボリュームのチュールドレス……
デザイナーは日常に装うための服として提案している。目を引いちゃいそう?
せっかくのお気に入りなら視線を集めたい。ファッションは楽しむもの、否定していてはもったいない。


7.小物イマジネーション展へようこそ
視点を変えて、今季のアクセサリーを見つめ直したら……。そこにはさまざまな芸術性、
思想が浮かんでくる。狂い咲く毛布アートで注目を集める江頭誠の作品とともに、インスピレーションをお届け。


8.【別冊付録】世界のなかの女とアート
チェックすべき5つのアートニュース/ロニ・ホーン/イシー・ウッド/アリシア・クワデ/ツァオ・フェイ/
9名の女性アーティストのセルフポートレートとエッセイ/笠原美智子が語る、アートジェンダーをめぐる今/
従属から解き放たれた女たちのアート史...and more!

Harper’s BAZAAR(ハーパーズ バザー) の最新号・バックナンバー

カテゴリー