WIRED(ワイアード) VOL.3

2012年3月10日発売 / コンデナスト・ジャパン
紙版 : ¥494

VOL.3 内容紹介

昨年再登場し、世の雑誌好きやテクノロジー愛好家の間で好評を博した『WIRED』。昨年は2号のみの発行とスロースタートだったが、2012年は年4回。そのしょっぱなとなるVOL.3がようやく刊行だ。

『WIRED』らしからぬシックなイラストがあしらわれた表紙に謳われるのは「THE NEXT BIG THING」。「次なるでかいこと」というわけで、クラウド/シェア/ソーシャルビジネスの鍵を握るビッグプレイヤー、amazonのジェフ・ベゾス、映画『ソーシャル・ネットワーク』でおなじみのショーン・パーカー、そしてFacebookの影の黒幕とも言われる投資家ユリ・ミルナーに加え、家電の革命児ジェームズ・ダイソンが、それぞれの過去・現在・未来を大いに語り、21世紀のビジネス/マネジメントの新しいヒントを授ける。

また、いち早く「4G時代」に突入したロシアの通信事情にまつわるストーリーもあり、ビジネスのみならず社会全体の来るべき大変革の行方を示唆するほか、「世界2位じゃだめなんですか?」のスーパーコンピューターをめぐる裏事情、注目の若手起業家による未来予測など、日本の現状をめぐってユニークな論点を提供する話題も盛りだくさん。

3.11から1年を迎えて「復興」の実像を陸前高田に探るほか、『WIRED』ならではの切り口で原発の知られざる開発史に切り込んでみせるという充実ぶりだ。

各記事のテキスト量もハンパなく、次号は5月10日発売と2カ月あくものの、これなら十分もつこと間違いなし。で、480円。巻末のノンフィクション事件簿も、前2号に続いて好調だ。

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