MODEetMODE(モードェモード) No.353

2010年11月20日発売 / モードェモード社
紙版 : ¥1440

No.353 内容紹介

353号の主なコンテンツ

◆2011春夏トレンド・エクスプレス
色、素材、シルエット、インスピレーション、小物など、注目のトレンドを4都市のコレクションから総括してご紹介。

◆パリ・プレタポルテ コレクション
広大な敷地のフランス式庭園を黒と白で再現しながら、優雅でダイナミックなコレクションを展開したシャネルを筆頭に、今シーズンもパリには個性あふれる顔ぶれが勢ぞろい。ジャイルズ・ディーコンを新デザイナーに迎えフレッシュによみがえったウンガロ、本人亡き後はじめてのコレクションとなるサラ・バートンによるアレキサンダー・マックイーン、ゴルチエ最後のコレクションとなるエルメスなどが話題になりました。また、本期間中に2つのエキシビション(展覧会)のオープニングを祝ったのはルイ・ヴィトン。そのうち本誌では、貴重なアーカイブで構成される「Voyage en Capitale~ルイ・ヴィトンとパリ~」展の一部をご紹介しています。

◆ミラノ コレクション
今シーズンもミラノで圧倒的な強さを見せたのはプラダ。ジル・サンダーはスーパーロング丈に鮮やかな色彩を咲かせました。一方、1970年代のイヴ・サンローランにインスパイアされたのは、グッチのフリーダ・ジャンニーニら若い世代のデザイナー達。カラフルなコレクションが多い中で、ドルチェ&ガッバーナはピュアホワイト、ジョルジオ・アルマーニはナイトブルー、ロベルト・カヴァリは大理石の淡いグレーと、ベテラン勢はシックな単色使いで個性を強調しました。

◆ロンドン コレクション
国内外からセレブを招待し、華やかにトリを飾ったバーバリー・プローサム、女優シエナ・ミラーがお姉さんと共に手掛けるトゥエンティエイトトゥエルブ・バイ・エス・ミラーなど、パパラッチ的な話題にも事欠かないロンドン。そんな中、パリのウンガロも兼務し国際的知名度が高まるジャイルズや、有能な新人に贈られるスイス・テキスタイルアワードに輝いたメアリー・カトランズなど、ロンドンらしいクリエイティヴィティも健在です。

◆ニューヨーク コレクション
リアルクローズの本拠地ニューヨークは、アレキサンダー・ワンやフィリップ・リム、タクーンなど、シーズンを重ねるごとに成長する若手を中心に、さらに洗練された印象に仕上がりました。ベテラン勢では、1970年代のBIBAをインスピレーションに、今季のトレンドセッター的役割を果たしたマーク・ジェイコブスに注目が集まりました。

◆バックステージ&オフ・ザ・ランウェイ リポート
パリのバックステージでとらえたヘア&メイクのメイキングリポートを通して最新ビューティトレンドをご紹介する「バックステージ」と、パリコレ会場に集まったおしゃれなエディターやセレブたちの着こなしから、この冬春にかけてのリアルトレンドを探る「オフ・ザ・ランウェイ」の2つの裏リポートをお伝えします。

◆魅惑のハイジュエリー
パリのグラン・パレを会場に2年1度、世界中から貴重なアンティークが集って催される大規模なアートイベント「アンティーク・ビエンナーレ」。今回は、オートクチュールコレクション期間に新作発表を行なう人気のハイジュエラーたちが参加し、大きな話題を呼びました。本誌では、このビエンナーレに参加した6メゾンの最新作を、前号(No.352)に引き続いてご紹介。本誌初登場となるルイ・ヴィトンのハイジュエリーも必見です。


他にも、コレクションやモードに関するさまざまな情報をお届けする充実の1冊です。

(2010年11月20日発売、A4変型、188ページ、1400円)

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