Pen(ペン) 2020年5/15号

2020年4月15日発売 / CCCメディアハウス
紙版 : ¥700

2020年5/15号 内容紹介


【完全保存版】井上陽水が聴きたくて。

フォーク・ブームが巻き起こる1969年にアンドレ・カンドレとしてデビューし、72年、改名後に発表した「傘がない」はシラケ世代を象徴する曲として脚光を浴びた。
シンガー・ソングライターの草分けとして頭角を現した井上陽水は、以来、ロックの領域にも足を踏み入れ、国民的シンガーとして不動の地位を築いた現在もなお、郷愁を誘うメロディで、シニカルかつ文学的な歌詞で、色香を纏う妖艶な歌声で、常に我々を虜にする。
昭和から平成、令和へと時代は移り変わりながらも、デビュー50周年のただなかにあるこの音楽家は、なぜにこうも魅力的なのか。
ページをめくるごとにあの歌声が響く、総力特集。いまだからこそ、陽水が聴きたい。

井上陽水 独占インタビュー
「これまで、これから」をいま語っておこう。
時代ごとにアルバムと振り返る、その音楽の軌跡。
1972-1975 ポリドール・レコード時代
1976-1986 フォーライフレコード前期
1987-1998 フォーライフレコード後期
1999-2015 フォーライフミュージックエンタテイメント時代
音楽的交流が実った、粒揃いのコラボ・提供曲。
井上陽水(あきみ)がアンドレ・カンドレになり、井上陽水(ようすい)として駆け抜けた50年。
巨匠ふたりが撮影、これぞ珠玉のカット
陽水好きの人気作詞家が、歌詞で選んだ「ベスト10」
深読みすればするほどハマる、リリックの魔力。
ロバート キャンベル/日本文学研究者、国文学研究資料館長
菊地成孔/音楽家、文筆家、大学講師
長嶋甲兵/「テレコムスタッフ」演出家、プロデューサー
イラストレーターをも触発した、“絵になる”詞。
旧友・タモリが語る、天才・陽水の知られざる顔。
名盤・名曲の誕生を、陰で支えた男たちがいた。
川瀬泰雄/音楽プロデューサー
星 勝/アレンジャー
川原伸司/レコード・プロデューサー
日本の音楽史を変えた、フォーライフ設立の意義。
AからZまで、陽水ツウになれるトリビア集。
声紋分析で見えた、歌い手としての凄み。
あの歌声を引き立てる、こだわりのオーディオ
トリビュート盤でわかる、世代を超えた影響力。
各界のファンが語る、「この3曲が好きな理由(わけ)」

ほか、連載など。

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