Pen(ペン) 2019年5/15号

2019年4月15日発売 / CCCメディアハウス
紙版 : ¥700

2019年5/15号 内容紹介


【特集】尾崎 豊、アイラブユー

1992年4月25日、ロックミュージシャン尾崎豊は26歳で夭折した。
桜の季節が過ぎ去り、ファンの肩を冷たい雨が濡らしてから今年で27回目の4月を迎える。
「平成」が終わり、新たな時代へ――。
別れと出会い、終わりと始まりが交差するこの時、多くの人々に愛された、かつての若者の代弁者にスポットを当てる。
「自由になりたくないかい?」「熱くなりたくはないかい?」
生前、ステージからそう叫び続けた男は、私たちを鼓舞してきた。
その音楽は聴く者の心と身体を一瞬で高揚させ、勇気を与える。
それは今日まで不変であり、多くの人々に尾崎が支持される理由だ。
短くも美しく燃え、鮮烈な記憶を残した男は、なにを探し続けたのだろう?
その魂宿る71曲の熱きメッセージには、生きるヒントが刻まれている。
新時代を前に歌い継ぐべき私たちの「遺産」に、いま再び耳を傾けよう。

日本・海外の表現者から刺激をもらい、学んだ。
孤高のシンガーが駆け抜けた、26年の生涯。
6枚のアルバムに残した、全71曲を完全紹介。
42回も飛んだ! デビュー作のジャケ写撮影。
人気作詞家がひも解く、尾崎の歌詞の魅力。
熱き魂が秘められた、自筆の創作ノートを公開。
絶頂期の発言で振り返る、「若き天才」の光と影。
稀有な詩人の基礎をつくった、8冊の愛読書。
音楽プロデューサーが明かす、ふたりの記憶。
尾崎豊を巡るエッセイ「孤独の遺産」
楽曲のモチーフとなった、ゆかりの地を訪ねて。
ともに闘い、パフォーマンスを支えたギター
バンドメンバーが見た、カリスマの素顔。
当時の音楽雑誌は、この新星をどう扱ったのか。
新世代シンガーが語る、尾崎という音楽の原体験。
石崎ひゅーい/奇妙礼太郎/家入レオ
最愛の曲を発表します! これが私のベスト3
茂木健一郎(脳科学者)/吉野北人(「THE RAMPAGE」ボーカル)
袴田吉彦(俳優)/般若(ラッパー)
岡村詩野(音楽評論家)/中川丈士(NHKディレクター)
生誕50周年、「幻のボックスセット」誕生秘話。
尾崎裕哉が語る、表現者としての父の偉大さ。

ほか、連載など

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