Pen(ペン) 2019年4/1号

2019年3月15日発売 / CCCメディアハウス
紙版 : ¥700

2019年4/1号 内容紹介


【特集】
創設100周年で再び注目される、
バウハウスを知っているか?

1919年、芸術と技術との新たな統合を目指し、ひとつの学校が誕生した。
近代建築の巨匠、ヴァルター・グロピウスが創立した「バウハウス」だ。
先鋭的な造形教育で世を驚かせるも、33年、ナチスの圧政で閉鎖へ追い込まれる。
しかし、バウハウスは滅びない。その教育理念は優れた教授陣によって各地に伝わり、
新たな才能と結びついて、世界へ波及していったからだ。
マイスターと呼ばれた教授や、学生の建築・デザインは
いまもマスターピースとして愛され、我々の身近にある。
創設100年の記念の年、モダン・デザインの源流となった
革新的な学校と情熱を燃やした先人をたたえたい。

無二の芸術・デザイン学校が、誕生した背景。
世界に影響を与えた、バウハウスを巡る人々。
個の才能と造形力を育んだ、革新的な教育法。
誌上で開催、バウハウスの特別レクチャー
マルセル・ブロイヤーの家具…コンスタンティン・グルチッチ(プロダクト・デザイナー)
ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエの家具…寺田尚樹(建築家/デザイナー)
バウハウスの建築…イネス・ヴァイツマン(ヴァイマール・バウハウス大学助教授)
タイポグラフィとグラフィック…フェルディナンド・ウルリヒ(タイポグラファー)
ヴァシリー・カンディンスキーとパウル・クレー…新藤真知(日本パウル・クレー協会代表)
オスカー・シュレンマーの舞台芸術…イヴァン・リスカ(バイエルン州立バレエ団ディレクター)
ラスロ・モホイ= ナジと写真工房…藤村里美(東京都写真美術館学芸員)
豊かな才能を開花させた、女性の功績を振り返る。
バウハウスの精神を継承し、新天地シカゴへ。
アメリカに引き継がれた、バウハウス第二章。
モダニズム到来を告げた、ガラス張りの工場。
デッサウとヴァイマール、先駆的な名建築へ。
クリエイションを刺激した、バウハウスの存在。
[語る人]
ジル・サンダー(ファッションデザイナー)
安齋 肇(イラストレーター)
安藤雅信(陶作家)
ロベルト・ゴンサレス(建築家)
浅葉克己(アートディレクター)
宮田 識(クリエイティブ・ディレクター)
機能美を受け継いできた、ドイツ時計の逸品。
いま手に入れたい、永遠のマスターピース
新施設の開館や、記念イベントを見逃すな!

【第2特集】
新作時計が大集合!
SIHH(ジュネーブサロン)レポート

ほか、連載など

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