Richesse(リシェス) No.26

2018年11月28日発売 / ハースト婦人画報社
紙版 : ¥1400

No.26 内容紹介


●パリと新ジャポニスム
明治の開国後、西洋諸国の社会や文化を手本に近代化を進めてきた日本。
そのなかでも、フランスは常に“特別な”国であったといえるでしょう。
美術・芸術はもちろん、ファッション、映画、音楽、グルメ、ワイン…。
美しく洗練されたものはすべからく、フランスからもたらされたのですから。
しかし近年、この一方的だった関係が、双方向な関係へと変化しています。
古典文化だけでなく、現在の日本の文化や人材がフランスで高評価されているのです。
「現代のジャポニスム」とでも言うべきこの動きを、パリに探ります。


●感動のギフト&おつかいもの
私たちのライフスタイルのあらゆる場面で、よきアクセントになってくれるギフトやおつかいもの。
そこに込められたストーリーやホスピタリティの在り方こそ、贈られた人の心に響きます。
贈り物上手な方々の実例をもとに、今、喜ばれるギフトの形をお届けします。


●幸せの「春待ちスタイル」
まだ寒い時期に春をひと足早く楽しむため、セレブリティたちは南仏などの暖かなリゾート地へ。
そんなとき、陽光の下で着たいのが季節を先取りしたリゾートコレクションの服です。
旅のさまざまなシーンを彩るおしゃれが、ハッピーな高揚感をもたらしてくれることでしょう。


●今、オーダーバッグに回帰する理由
私たちを取り巻く時代の価値観や、おしゃれの気分は刻々と変わっています。
ハイブランドのイットバッグを次々に買い替えるのも素敵なことですが、
長く愛用できる名品を大切に使い続ける“サステナビリティ”も、
今必要とされていること。また、“キャッシュレス”に移行する中、
バッグはどんどん小さくなり、お財布兼用タイプが増えているという
現象もあります。バッグの必要性さえ問われている時代だからこそ、
本当に自分に必要な名品をカスタマイズして〝私だけのバッグ”と末永くつきあい、
次世代へも継承していく…。リシェスは今、
オーダーバッグに回帰する価値観を提案したいと思います。


●時を秘めるジュエリーウオッチ
極められた技巧と贅を尽くしたトップブランドのハイジュエリーウオッチは、
まさに芸術品の域。希少なダイヤモンドやカラーストーンを
惜しげもなくまとった不滅のモチーフや、詩的なデザインに魅せられます。
時を告げる機能を超えた美しきタイムピースの世界へとご案内。


●髪にこそ、ラグジュアリー
これまで顔と体への投資は惜しまず、若々しさを保つ努力をしてきた方は
多いと思います。しかし髪はどうでしょう? リシェス世代は、
薄毛など髪の深刻な悩みに直面し、髪の状態が肌以上に老けて見せる
原因だと気づく世代です。そこで豊かさをキープするために
髪や頭皮のケアを惜しまないと思ってもそのすべが少ないのが現状でした。
が、時代は変わりました。年を重ねても、
ラグジュアリーな髪をあきらめる必要はありません。


●旬の「すっぽん」をいただく
「月とすっぽん」を描いたお軸。銘は「月乃夜」。
それは似ても似つかぬものの喩えです。
甲羅の丸いすっぽんの別名は「丸」。
なのに、まん丸の満月とは比べようもないことからの諺です。
遊び心に満ちた軸のお題。それは、すっぽんが日本人に身近だった証し。
そんな愛すべきすっぽん料理の最高峰から取り寄せて楽しむ美味までを
ご紹介します。



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