Pen(ペン) 2018年3/1号

2018年2月15日発売 / CCCメディアハウス
紙版 : ¥700

2018年3/1号 内容紹介

【特集】生誕90周年 マンガの神様
手塚治虫の仕事。

60年の生涯に15万枚以上を描き、「マンガの神様」と呼ばれる手塚治虫。
彼が逝去して30年の月日が流れた。
だが現在も第一線で活躍するマンガ家の多くがいまだにオマージュを捧げ、編集者は手塚の著書を教科書がわりにして新人を育てている。
マンガやアニメにとどまらず、現代カルチャーの多くは、なんらかの影響を受けていると言っても過言ではないだろう。
では改めて、手塚の仕クリエイション事のすごさとは、どこにあるのか。
本特集ではこの点に、さまざまな角度から光を当てる。
付録のマンガ『がちゃぼい一代記』は、手塚の半生が詰め込まれた作品。
また、手塚の温もりが残る仕事場は、自身もマンガ少年だった篠山紀信さんに撮影をお願いした。
手塚治虫の新作を読むことはもう叶わない。
だが、表情豊かなキャラクター、息をのむような物語は、我々の心の中で不死鳥のように生き続ける。


アニメと戦争体験が、作品創作の原点だった。

新人作家は必読の、手塚流マンガの教科書。

「モブシーン」と「コマ割り」こそ、その真骨頂。

マンガのプロも唸った、「神様」の目線と情熱。
『ブラック・ジャック』寺沢武一 漫画家/『鉄腕アトム』中野晴行 編集者兼ライター/
『新選組』萩尾望都 漫画家/『火の鳥』くらもちふさこ 漫画家

あの傑作の真のテーマを、ずばり解説。

SFに風刺モノまで、分フィールド野の広さに舌を巻く。

執念と労力を注ぎ続けた、実験アニメーション

マンガを愛する同志が、熱い絆で結ばれた。

『漫画少年』を知らずに、トキワ荘は語れない。

宝塚という地が、作家としての礎をつくった。

すごろくで振り返る、60年のマンガ人生。

家族が語る、父の素顔と並外れたエネルギー

そのクリエイションに直に触れた、3人の証言。
横尾忠則 美術家/難波弘之 作曲家・編曲家/松谷孝征 「手塚プロダクション」代表取締役

巨星の最後の仕事場を、篠山紀信が撮る。

その他、連載など。

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