MODEetMODE(モードェモード) No.373

2015年11月21日発売 / モードェモード社
紙版 : ¥1440

No.373 内容紹介

●モードェモード373号(2016年冬号/1月号)

2016年 春夏 パリ ミラノ ロンドン ニューヨーク プレタポルテ コレクション特集号


9月8日開幕のニューヨークに始まり、ロンドン、ミラノ、パリと
約1か月にわたって開催された16春夏プレタポルテ コレクション。
今季で見納めとなるアルベール・エルバスによるランバンと、
ラフ・シモンズによるクリスチャン・ディオールを始め、
アレッサンドロ・ミケーレによる新しいグッチ、など、
デザイナー交替にともない新陳代謝するモード界の最先端をご紹介します。



最新号の主なコンテンツ(表紙:シャネル)


◆2016春夏トレンド エクスプレス
春夏らしい明るい色や、もはや定番になりつつある透け素材を、世界のトップデザイナーたちはどのように取り入れ、表現しているのでしょうか?「トレンド エクスプレス」のコーナーでは、パリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨークの4都市に共通するホットなトレンドを、あらゆる観点から分析し、キーワードごとに紹介しています。来たる新しい季節に向け「新しいもの」「着てみたいもの」をここから探ってみては。


◆2016春夏パリ プレタポルテ コレクション
9月29日から10月7日までの9日間に開催された16春夏パリ プレタポルテ。空港のターミナルをそっくりそのまま再現した「シャネル」を筆頭に、今シーズンも数々のブランドから華やかな新作が発表されました。ところが会期終了から約3週間後、「ディオール」社から、ラフ・シモンズの退任を告げるニュースが急きょ舞い込み、その1週間後には「ランバン」社から、アルベール・エルバスとの14年にわたる協業が終了した、との事後報告が届いて、業界は一気に騒然となりました。人気・実力ともにそなえた2人のデザイナーが突然にメゾンを去ったことで、パリのモード界は今後ますます話題を集めそうです。


◆2016春夏ミラノ コレクション
9月23日から28日までの6日間に開催された16春夏ミラノ・ドンナ。今季は、開幕初日に登場したアレッサンドロ・ミケーレの「グッチ」が、ポップかつゴージャスなコレクションを発表して、大躍進を遂げました。また、MSGMのマッシモ・ジョルジェッティを新たに起用した「エミリオ・プッチ」と、プッチを離れて「ロベルト・カヴァリ」の後継となったピーター・デュンダスとのクリエーション対決も必見。大御所から中堅、若手まで、いまミラノに起こりつつある“世代交代の波”に注目です。


◆2016春夏ロンドン コレクション
9月18日から22日までの5日間に開催された16春夏ロンドン・ファッション・ウィーク。今季はミラノ生まれのブランド「ヴェルサス」と、パリのメゾン・マルジェラによる「MM6」が、ともにニューヨークから発表の場を移す形で参加し、新鮮な空気を運びました。「クリストファー・ケーン」「J.W.アンダーソン」「ハンター オリジナル」「アニヤ・ハインドマーチ」などなど、少数精鋭ながらも強い個性と才能が一堂に会するのが、ロンドンならではの魅力。マーケティング商法にとらわれることなく、自由にクリエーションを謳歌して、他の都市と一線を画しました。


◆16春夏ニューヨーク コレクション
4都市のトップに開幕したニューヨーク。会期も9月8日から17日までの10日間と比較的長く、ランウェイショーにプレゼンテーションも加えて、相変わらずの活況を見せました。アカデミー賞授賞式さながらの華やかさでレッドカーペットを舞台に再現した「マーク・ジェイコブス」、バレンシアガ社との契約を終え、今後は自身のブランドに専念すると発表した「アレキサンダー・ワン」ら、トップクラスのデザイナーたちに肩を並べて、今季はパリの「ジバンシィ・バイ・リカルド・ティッシ」がCFDA(米国デザイナー協会)の招聘を受け、初参加。地元市民にとって忘れられない9・11のメモリアルデイに、愛と平和のメッセージを託したコレクションで魅了しました。


他にも、ショー会場に集まったファッショニスタ達の着こなしから裏トレンドを探る「オフ・ザ・ランウェイ リポート」など、コレクションにまつわる様々な情報を網羅した充実の1冊です。

 (2015年11月21日発売、A4変型、196ページ・オールカラー)


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